にんじんの栽培場所である大町市八坂地区は、標高が900mもあるため、夏季も涼しく日夜の気温差も大きく高原野菜の栽培が盛んです。
また、土目も肥沃な黒僕土壌で水はけも良いため、にんじん栽培に適しています。秋に収穫されるにんじんは、味が濃く食味も良い評価を受けています。(市場関係者からは、他の大産地より糖度が2度も高いとの評価をいただいています。)
さらに味わいを深くするために、12月中旬から降る雪の下で1か月間以上熟成させてから出荷します。
熟成されたにんじんは、独特の臭みやえぐみも消えて、さらに糖度は3度もアップすることも確認されています。
代表的な雪下にんじんの産地は、雪が深く積もるため3月下旬からの収穫が一般的です。しかし、八坂地区はそこまで雪が深く積もらないことから長期間掘りたてのおいしさを味わうことが可能です。
このにんじんの最大の特徴はなんといっても、その「甘さ」です。
生のままスティック状にして塩やマヨネーズを付けて味わう他、りんごと混ぜてジュースにして味わうのも良いでしょう!