高瀬渓谷源流イワナ　

　北安中部漁業協同組合では、昭和42年から高瀬川の清流を活用して、岩魚の養殖を行っています。所有する湧水池では、北アルプスを源とする豊かに湧き出てくる地下水を活用し、岩魚の稚魚の飼育を約一年間行います。15cm程度にまで大きくなった岩魚は、高瀬川の源流である尾入沢の飼育池に移し、さらに飼育します。この2段階の飼育を行うことで、岩魚にとってストレスのない環境となり、身がしまって、旨みのある岩魚が育ちます。
　北アルプスから流れてくる地下水と高瀬川源流地域の森が育む、きれいで冷たい水。岩魚を育てる絶好の環境がここにあります。